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予約販売アプリで売上200%達成!システムを紹介します。(LINE×GAS連携)

みなさん、こんにちは! 現役エンジニアの”よし”です。 最高のパートナー”ます”と一緒に共同開発したLINE×GASの予約販売アプリについて紹介します。

なぜ作ったか?

実はシンプルな理由なんです。理由は「欲しい機能だけが搭載されているシンプルなアプリがなかったから」です。

アプリを作りましょう!となったのはお菓子屋さんを運営している青森の友人を助けたいという思いからでした。2020年頭にコロナが流行り、販売先が休業。そんな中でも販売していくにはどうしたら良いか?と考えて作ろうと思ったのがこの予約販売アプリでした。

東京では、ウーバーイーツなどのスマホアプリから商品を注文できる宅配サービスが既にあり、コロナ禍でも順応できたお店は多かった印象です。しかし、地方だとまだそのようなサービスは浸透しておらず、コロナはみるみるうちに流行していくのに、その状況に順応できずに「休業」という選択肢を取らざるを得ない飲食店は多かった印象を持っていました。 そこで、友人1人だけで宅配サービスをできるようにWeb上で商品を注文できるようにしたい!と会話して作るに至りました。

スプレッドシートとLINEの連携

簡単に実現するには、「友人も使うことに慣れていたスプレッドシートを使うこと」「青森でもユーザーが信用できるLINEで実現する」ということを視野に入れつつシステムを組むことになりました。主な要件としては以下です。

  1. スプレッドシート上で商品登録、変更、削除ができること
  2. 商品予約ページをLINE上で表示すること(LIFFアプリ)
  3. 予約があった場合、管理者にLINEでメッセージ送信すること
  4. 商品予約ページの商品の個数はスプレッドシート上の商品個数を連動していること

商品登録〜LINE画面表示までの流れ

青森の友人は一人で予約管理から商品の販売を行なっています。お菓子の仕込みなどがあり、なるべく事務作業は最小にしたい。という気持ちもありました。システムとしては、なるべく管理者側の工数を取ることなくユーザーに商品を購入してもらうシステムを作ることにしました。 主なシステムの流れは以下です。

  1. スプレッドシート上で商品名や個数の登録
  2. 予約ページ表示時にGAS APIを通してWeb画面に商品情報を表示
  3. ユーザーがLINE上の予約ページから商品を選択し、予約する
  4. 予約完了で管理者のLINEに予約完了のメッセージを送信

LINE予約ページの画像1LINE予約ページの画像2

最後に

実はこのシステムは、このWebサイトを一緒に運営している「ます」と一緒に2週間ほどで作り上げたシステムです。普段の仕事を終わって、すぐにシステム作り。なかなかハードな2週間だったなと今ではなんだかいい思い出です(笑)

今となっては、安定した運用ができており開発者側の私たちが手を加えることはほぼありません。商品登録も友人はすぐに覚えてくれたので、一人で完結できるシステムとなっています。

予約から販売まで作り上げることができたため、2020年の売上が200%達成したと聞きました。その話を聞いた時はエンジニア冥利に尽きるなあと感じました。作り上げたシステムによって、クライアントの売上が上がるという経験ができた僕らは幸せなのかもなあと感じました。 今となっては色々なところにお菓子を卸すことができているようで、日々成長しているそうです。

また機会があれば友人を助けるシステムを作りたいなと思います! 次回は予約販売システムが横展開できたお話をしたいと思います!

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最後までご覧いただきありがとうございました。

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