できるリーダーはできる次のリーダーを育てる!|新1分間マネージャー

親友と定期的に行っている月末の読書プレゼン。
しばらくデキるリーダーを目指している関係で僕は以前読破した新1分間マネージャーをまとめることにしました。

たった60秒でできること。
3つの指針から少しの意識で行動が変わります。

この本はリーダーになりたいならもちろん、経営者や人と接するすべての人に有用な内容です。
それでは、まとめていきます。

この本を一言で表すと「フィードバック

1分間マネージャーを読んで、下記にもピックアップしている3つの秘訣をまとめていて思ったことがあります。

それは、とにかくフィードバックが大事ということ。

受動的になる部分はフィードバックのみです。
まずは能動的に動いてからフィードバックを得ることにより
受け手はマネジメントされていきます。

これから紹介する3つの秘訣も
そのフィードバックをポイントに考えてみてください。

1分間目標

まず最初に、マネジメントをする立場の人がすべきことです。

1分間の目標を一緒に考えます。

しかし、答えを教えてはいけません。
あくまで考えさせることが大切です。

デキるマネージャーはすべてを教えず、
しかし、ヒントを出すのです。

ただし、ヒントであっても教えることはしません。

マネジメントをする際は
適切な質問を投げかけてあげると効果的。

「何が分からないのか分からない。」
なんて状況の部下はいませんか?

では、現状はどうなのでしょうか?
どうしたいと思っているのでしょうか?
何がそれを妨げているのでしょうか?

答えを与えずに質問をすることで、
その人が本来気付けるはずの明確な課題に
導いてあげることができます。

そして、このマネジメントに時間はかかりません。

毎日1分間、目標を一緒に見直し、
本当に目的と一致しているのか?

進捗や状況に応じて修正が必要ならば都度見直すと制度が増します。

1分間賞賛

冒頭にもフィードバックがポイントになるといいました。
すでに目標でも見直しを勧めているように、
とにかく気付きを与えます。

自発的に考えさせて、行動をしてもらったら
その結果をフィードバックしましょう。

このとき、具体的な行動を褒めることで、
受け手のやる気や今後のアクションが変わります。

その時、その具体的な行動が与える影響や
自分の感想を伝えるといいでしょう。

受け手は自分の行動の良い点を保持し、
その行動は定着し、磨かれていくことでしょう。

褒めるフィードバックの紹介ではありますが、
オススメは本人や行動を直接褒めるより、
それによって誰がどんな気持ちになったのかを伝えると自然です。

1分間修正

目標と行動、その賞賛を行ったうえで、
もう1つ重要になってくるのが修正です。

こちらのフィードバックもいち早く行います。
しかし、ミスへの修正は気を付けなくてはなりません。

事実の確認と振り返り、
その行動の影響がどうなのか、自分がどう思っているのかを伝えます。

ミスを実感してもらう時間は必要です。
こちらも考えてもらいます。

ここで重要なのはミスとその人とは切り離して考えることです。
ミスをしたその人を否定してしまうことは
受け手のやる気の損失や次のミスを促すことになってしまします。

ミスを受けて、どう立ちなおせるのか。

次回への期待を声かけ、
修正の時間以外はそのミスを引きずらないように立ち振る舞いましょう。

そこの責任を負えてこそリーダーやマネジメントという立場として
信頼関係や良好な環境が築けるのです。

まとめ

新1分間マネージャーは本のボリュームが大きくないので、
気軽に読み切れます。

今回は簡単にまとめましたが、
実際にフィードバックが非常に大事だと思わされる内容となっています。

ストーリー調で展開されている本ですので、
イメージもしやすいでしょう。

自発的に目標を立てさせ、
そのフィードバックがいち早く行われる。

それによって優れた点は追求し、磨かれます。
ミスや欠点はすぐに修正です。

その際、やる気をそぐこともなく、
ただひたすらに能動的に行動が起こせるように促します。

こうして、自分で考えて行動ができる人が育つのです。

結果として、1分間マネージャーを受けた人もまた、
次の1分間マネージャーとして育っていくのです。

僕も人と関わるときはこのフィードバックの速さと質を大切に、
意識して行動していこうと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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