月に一度、親友と行っている読書内容のプレゼン大会の内容です。
今回は現在リーダーの役職を担当している僕と、
リーダーの役職を目指す彼と2人が大事だと思ったテーマ、
「文章力」
こちらを鍛え、伝える力を付けようと読んだ本の話になります。
エンジニアとして仕事をしてきて、
なんだかんだコミュニケーションが重要であることは明確になりました。
仕事以外でもコミュニケーションが人生を豊かにします。
そのコミュニケーションの手段として、
コロナ化では特に、文章力が重要になってきました。
今回は読み解く力ではなく、構成していく方がポイントになります。
現在、僕はリーダーとして開発以外の業務も遂行していますが、
文章力が仕事をスムーズにさせてくれるとつくずく感じます。
さて、ではどうしたら伝える力である文章力が身につくのでしょうか。
答えは簡潔でした。
①ワンセンテンス・ワンテーマ
日本語訳します。1つの文章に、1つの伝えたいこと!
簡単な話です。
句読点を上手に使います。
1つの文章は短くします。
主語と述語を用います。
〇〇は〇〇です。
と、何が言いたいのかがハッキリと分かりやすいのです。
仕事をしていて、長文の文章が送られてくると
かなりの体力を奪われませんか?
結論から述べる。これは大切だというのは以前にも学びました。
それと同時に、一度にたくさん書きすぎないこと。
これも大事なんです。
当たり前のようにみえて、できる人は少ないです。
ついついたくさん話してしまいます。
情報が多くなってしまいます。
そして、最も伝えたいことが埋もれてしまうのです。
あなたは何を伝えたいのか。
相手にどう理解してほしいのか。
これを意識しながら文章を組み立てましょう。
短い文章の積み重ねを行います。
しかし、その積み重ねの最中に一貫性を保たせてください。
一番伝えたい軸からそれているものは省きましょう。
そうすることによって、あなたが伝えたいことは相手に伝わります。
②推敲
何度も見直すことです。
文章を書く上でよくあることは、
- 複数の意味に捉えることができる文章
- 身内ネタや専門性のある単語を使い、人によって理解できない文章
- 主語を抜かして物事の主軸が分からない文章
と、こういったミスが認識の違いを生み出します。
複数の意味に捉えることができる文章
複数の意味に捉えることができる文章というのは、
句読点の位置によって「〇〇と××以外」と条件を用いるときによく起こります。
例えば、ここに句読点を置きます。
「〇〇と、××以外」これによって意味が変わってきますね。
このように、算数でいう加減乗除の優先順のような計算が受け手に発生します。
受け手に条件整理の優先順位を任せてしまうと、自分の認識と違っていることがあるのです。
つまり、受け手に考えさせる状況にならないような具体的な説明をする必要があります。
もちろん慣れてくると簡単に気付けるのですが、
最初のうちは何度も何度も文章を見直すといいのです。
自分のルールだけで文章を見るのではなく、
あの人だったらこう考えるだろう。
この人にはこう伝わるのではないか。
こういった考えも持ち合わせながら文章を見直し、推敲していきましょう。
身内ネタや専門性のある単語を使い、人によって理解できない文章
あなたは横文字ばかりを使う人ですか?
カタカナばかり使う人が近くにいますか?
仕事をする上で、各々の業界の用語というのがあるかと思います。
自分は当たり前に使っている単語でも、その専門性は万人受けしないこともあるかもしれません。
アルファベットや短縮用語、身内ネタなどの理解できる人が限られてくるワードは極力控えましょう。
常に相手は小学生だと思って文章を考えるのがベターです。
理解への難易度を落とすことによって相手の理解も深まりやすくなります。
結果として認識の違いも減ってくるのです。
主語を抜かして物事の主軸が分からない文章
あなたは文章を考える際に主語を抜かしてはいませんか?
例えば、複数人がいるチームのメンバーに、
「〇〇やっといて!」と頼んだとします。
しかし、この仕事は誰に任せたのでしょうか?
日本語では主語がなくても文章が作れてしまうのです。
誰が、いつ、どこで、なにを、どのように、なにするのか。
これが誰が見ても分かるようにしてあげると文章というのは自然と理解されるものです。
抜け落ちがないか、ちゃんと確認し、
文章を磨き上げていきましょう。
まとめ
文章力というのは、何度も書いて、直して、磨き上げられていくものです。
筋トレと同じ。脳トレと同じ。
トレーニングしていくことで伸びます。
ただ、そのトレーニングの方法は正しく行うことで力が付きます。
今回お話したのは
- 1つの文章には1つの伝えたいこと
- 文章を何度も見直し、考えること
この2点をピックアップしました。
今すぐに実行できます。
やらない手はありません。
僕もこの記事で意識してみました。
これは練習です。
みなさんも意識してトレーニングをしてみてください。
きっと明るいコミュニケーションが作れるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。