免疫力もアップする!サウナで「ととのう」方法

今回は健康促進、脳の回復、メンタル改善、免疫力向上、肌質の改善に効果のあるサウナのお話です。

この記事はこんな方々におすすめです。

  • 冷え性を改善したい人
  • 疲れやすいと感じる人
  • 精神的に疲れている人
  • 幸福度を上げたい人
  • 風邪の予防をしたい人
  • 美容に興味がある人

2021年、僕の健康目標の1つに冷え性を改善するという項目があります。
そんな中、ふと友人から聞いた「サウナでととのってきなよ」という一言が、僕の生活を変えることになりました。

はじめは疑いの気持ちでしたが、一度サウナを体験してみると、この

「ととのう」

という感覚が癖になります。

この「ととのう」とはどういった状態なのか、
どのようにサウナに入ればととのうのかお話します。

サウナへの誤解|サウナとは水風呂であり、サウナとは外気浴だ!

サウナはただ暖かい部屋に入って終わりではありません。
そのあとの工程を踏んでこそ効果があるのです。

見出しはまるで熱に頭をやられてしまったのではないかと言わんばかりではありますが、
サウナでは以下の3つのルーティンをこなしてこそ意味があります。

  1. サウナで身体を温める
  2. 水風呂に浸かる
  3. 外気浴

この3つを1セットとして、
これを3~4セット繰り返すことにより、「ととのう」という感覚を手に入れることができます。

サウナは決して温まる部屋にいることがすべてではなく、
この水風呂、外気浴をセットでサウナと呼んでいただけると幸いです。

サウナだけでは「ととのう」ことはできません。

ここまで、「ととのう」、「ととのう」と言ってきましたが、何がどう「ととのう」のか
科学的な話も交えて説明します。

「ととのう」サウナのメリット|サウナによる体の変化

上記のお作法に冒頭で述べた健康促進、脳の回復、メンタル改善、免疫力向上、肌質改善の秘訣が眠っています。

サウナで身体を温めるときの効果

まず、サウナで身体を温めるフェーズです。
サウナでは通常、ありえない熱い空間に身体をさらすことによって、
身体が緊急事態とみなし、交感神経が刺激されます。
いわゆる興奮状態に突入し、心拍数が上がります。

血流が促進され、血管が膨張します。
さらに、毛穴を開き発汗も促してくれます。

これにより老廃物のデトックス効果や
疲労回復を促進させる効果もあります。

また、DMNと呼ばれる脳の無駄な思考も強制的に止めてくれるため
瞑想と同じような効果を生み出します。

水風呂の効果

サウナを出たら汗を流してから水風呂に入ります。
サウナで温めた身体を冷やすことにより血管や毛穴の収縮を行います。

この冷水が内蔵の働きを活発化させ
体内の免疫を強化しくれる働きがあります。

また、毛穴を閉めることで
余計な油分をためにくくしてくれます。

さらに、水風呂を挟むことにより、
このあとの外気浴に通常起こりえない稀な状態を作り出すことができます。

外気浴の効果

サウナ、水風呂と熱いと冷たいの危機的状況を乗り越えた身体は
その後の外気浴により、恐るべき効果を発揮します。

サウナと水風呂の興奮状態により
興奮状態となった血液中には脳内物質である
アドレナリンとノルアドレナリンとエンドルフィンが残っています。
そのまま通常の温度に戻ることで、
一気に副交感神経が優位になります。

この脳内物質が残った状態での副交感神経優位の状態が究極のリラックスを生み出し、
また、頭がスッキリした感覚や幸福感に繋がるといった仕組みです。

こればっかりは体験いただかないと、
なかなかイメージできないかもしれないですね。笑

さて、実際に体験いただくために、
初心者から上級者向けのサウナ入門ステップをご紹介いたします。

初心者・上級者別サウナの入り方

初心者の方向けサウナの入り方

慣れないうちはサウナに長時間入ることは難しいでしょう。
最初は5分を目標にしてください。

また、サウナに入る前は身体をきれいにしておくことがエチケットとされます。
同様に、サウナを出てから水風呂に入る際も汗を流すことを心がけましょう。

水風呂は10秒から60秒前後です。
最初は冷たくて入りたくないと思います。

呼吸を吐きながら足、
また息を吸って吐きながら下半身、
もう一度吸って吐きながら肩まで。
このように小分けにするといいでしょう。

水風呂はどれだけ続けても冷たいものは冷たいです。
しかし、この工程があるからこそ
サウナの効果を発揮できるので、
良質なストレスだと思って楽しんでくださいね!

水風呂から出て、外気浴をする前は気化熱で身体が冷えすぎるのを避けるために
身体を拭くことをオススメします。

しかし、水風呂を出てすぐの2分間が至高の時間になりますので、
急いで拭いてくださいね!

外気浴は通常の状態に戻すためですので、
外でも室内でも大丈夫です。
できれば横になれると血流が回りやすいですが、
座るだけでOKです。
外気浴は5分~20分が目安となります。
手足が冷えてくる前に次のセットに入りましょう。

これらをまとめると以下の工程になります。

  1. 水分を補給して施設へ
  2. 身体をきれいにする
  3. 5分~10分前後のサウナ(無理しないこと)
  4. 速やかに汗を流す
  5. 水風呂に10秒~60秒前後入る
  6. 急いで身体を拭く
  7. 外気浴は横になったり座ったりして「ととのう」状態を楽しむ

これを3~4セット行います。

セット間は発汗した分の水分を十分に摂取することも忘れずに行ってください。

最終セットは外気浴なしで身体を覚ましすぎない程度にすると
施設を出た後もぽかぽかが続きます。

一度体験していただければ「ととのう」状態がなんのか分かると思います。
また、回数を重ねることでサウナに入れる時間が伸びてきますので、
12分程度を目安にしてあげるといいでしょう。

サウナは最大でも20分以内にしてくださいね。

上級者の方向けサウナの入り方

もうサウナに入ることに慣れてきた方は
秒数ではなく、感覚を鋭くしていきましょう。

心拍数や気持ちいいといった状態を感じながら
サウナのセットを繰り返します。

サウナの心拍数はだいたい通常時の2倍が目安です。
我慢は禁物ですので、日によって時間も変わると思います。

一番気持ちいいタイミングでサウナを出て、
水風呂へとステップを踏みましょう。

水風呂は心拍数が通常時またそれよりも落ち着くタイミングで出ます。
全身に血が回るまでにだいたい1分と言われていますが、個人差があります。
身体がまんべんなく冷やされたと思ったら出るタイミングです。
冷え切らないように注意しましょう。

外気浴は静かに自分の時間を楽しみます。
頭や身体が気持ちよくなるのを感じ、
冷える前に次のセットに入ります。

このとき、サウナで流した汗と同じ分の水分を摂取して
体重が変わらないように心がけましょう。

補足|施設別の肌のケア

サウナには種類があり、湿度が高いサウナと乾燥したサウナがあります。

乾燥したサウナは肌や呼吸する際に鼻やのどを痛めてしまうため、
保湿には十分気を付けてください。

あらかじめ化粧水やクリームなどで対策をするか、
ワセリンなどで蓋をしておくといいでしょう。

まとめ

サウナは3つの工程がセットでサウナです。

  1. サウナ
  2. 水風呂
  3. 外気浴

これらを3セット目安に楽しんでください。

水分補給や肌のケア、汗を流すなどのエチケットもお忘れなく。

サウナによって得られる効果は

  • 健康促進
  • 脳の回復
  • メンタル改善
  • 免疫力向上
  • 肌質の改善

などなど、たくさんの効果が得られます。

 

まだ体験したことのない人は、
ぜひ騙されたと思って
「ととのう」を体験しにいってみてください。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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